私とよもぎ

よもぎ蒸しとは
よもぎ蒸しは、穴の開いた椅子の下でよもぎやハーブを煮立て、その蒸気で体を温める伝統的な健康法です。よもぎやハーブの煮汁が蒸気となって、膣や子宮、そして全身をまとい温熱効果で体を芯から温めます。また皮膚や子宮粘膜からの経皮呼吸により薬効成分が吸収される事で、様々な効能に期待ができます。美容大国の韓国発祥と言われポピュラーな民間療法として広く愛されています。

冷えを取り、子宮を温める
生理痛が強く、生理前後に不快な思いをされている方は多いのではないでしょうか。また、生理痛が無くとも月経血に「塊」が混ざっている場合もあります。この原因は子宮の冷えです。子宮内はとても細い血管で構成され、血流の低下を引き起こしやすい臓器といえます。血流を良くする事で、生理痛や子宮内膜環境の向上が期待できます。

移植周期
よもぎ蒸しをして頂くタイミングとして、特にオススメしたい時期は移植周期です。よもぎ蒸しによる温熱効果により子宮の血行が良くなり子宮内膜環境が整う傾向があります。子宮内膜の厚みの増加や抗炎症作用なども期待できます。着床環境を少しでも良くしたいとお考えの方はぜひご利用下さい。
【頻度】
●月経終了後〜移植日前日まで3〜4回のご来店がお勧めです。（内膜が薄い方は4回）
●内膜が薄い方は移植周期に入る前からの来店をお勧め致します。

採卵周期
はじめに「卵子」についてのお話です。「卵子」は月経とともに大きく成長し排卵されます。卵子の元をたどると、実は排卵の150日以上前から成長を始めているのです。そして「卵子の質」は成長している150日間をどう過ごしたかで左右される場合があります。血流が良く暖かい栄養満点な環境で育ったのか、血流が悪く冷えた栄養不足な環境で育ったのか、といった具合です。よもぎ蒸しは卵巣を含む内臓を体中から温めることができます。卵巣の血流が良くなることはもちろんですが、胃腸などの内臓も温まります。胃や腸は栄養の分解や吸収、排泄の働きをしています。良い食事やサプリメントを摂っても、胃腸の元気無くしてはしっかりと作用しません。胃腸を温め元気にし、栄養や水分をしっかりと巡らせ、お体を根本から元気にすることが「卵子の質」に大切です。
【頻度】
●月経終了後〜採卵2,3日前まで1日おきで来店可能です。（来店回数は2〜3回が目安）
●卵質に不安のある方は採卵周期に入る前からの来店をお勧め致します。

※現場でお客様から頂いた感想です。効果には個人差があります。

移植を何度かしたのですが、内膜が6〜7mmくらいでなかなか厚くならない体質でした。鍼灸院によもぎ蒸しを勧められ半信半疑で受けてみたら、内膜が初めて10mmを超えました。突然厚くなったので、びっくりしました。

移植前の診察時に内膜が7.5mmで、その翌日によもぎ蒸しを受けてみました。移植日当日に9mmと言われ、その周期で妊娠できました。一回でこんなに厚くなる？といった感じでしたが、妊娠できて良かったです。

初めての採卵であまり良い卵が取れませんでした。受精はしたのですが、グレードが低く、良くても3BBでとても落ち込みました。移植も失敗に終わり、体の冷えを取ろうとよもぎ蒸しを受けてみました。鍼灸も同時に受けていたので、どちらが効いたのか分かりませんが、５ABなどのグレードの良い卵が4個も凍結できました。

PGT-AのA胚を2度移植しても陰性が続いてしまい、本当にキツかったです。PGT-Aが精神的にも苦しくなってしまったので、鍼灸院の勧めもあり保険での採卵移植をする事にしました。移植時になんでも試してみようと思い、よもぎ蒸しにも通ってみる事にしました。運も良かったのだと思いますが、その移植で妊娠できて無事に安定期を迎えることができました。

Q1,よもぎ蒸しは妊活に良く無いと聞いた事があるのですが、大丈夫なのでしょうか。

A1,はい、大丈夫です。「私とよもぎ」は当鍼灸院直営店です。例えば、タイミング後や胚移後に子宮を高温に晒す事は妊娠の可能性が低下する恐れがある為、禁忌。また、移植日当日は子宮の運動が活発になる可能性があるため禁忌。など、しっかりとした不妊治療の知識のもと正しく行えば安全で、とても大きい妊活へのメリットがあると考えています。

Q2,温めすぎも妊活に良く無いと聞いた事があるのですが？

A2,「温めすぎると、体が自分で温めようとする力が無くなる」ので妊活に良くない。といった意見が一部で見られます。しかし、ずっと熱い環境下に住むアフリカの人々は自分で温める力を無くした低体温の人が多いのでしょうか。それは違います。むしろ私達日本人よりも体温が高い人が多いのではないでしょうか。体温で一番重要な事は、筋肉量や基礎代謝です。筋肉量が多く、基礎代謝が高いと体は温まりやすくなります。私達の体は運動不足などの影響で筋肉量が減り、基礎代謝が低下している方が多くいらっしゃいます。もちろん筋肉をつける事が理想ですが、時間がかかります。よもぎ蒸しなどで一過性に温める事は、内臓の働きを良くし血行の改善や代謝の向上に期待ができます。適切な時期によもぎ蒸しをする事は温め過ぎにはなりませんし、妊活へのメリットが大きいと考えています。

Q3,衛生面が心配ですが、大丈夫でしょうか？

A3,はい、衛生管理を徹底しておりますのでご安心下さい。よもぎ蒸しを行うと子宮粘膜からの皮膚呼吸により、多くの成分が吸収されます。よって衛生面がとても大切になります。器具の消毒や洗浄、清掃は使用毎に行なっております。また、使用するお水は不純物を取り除いた濾過水を使用しておりますので、ご安心下さい。（除去物質詳細：遊離残留塩素 / 濁り / クロロホルム / ブロモジクロロメタン / ジブロモクロロメタン / ブロモホルム / テトラクロロエチレン / トリクロロエチレン / 総トリハロメタン / CAT / 2-MIB / 溶解性鉛 / シス-1,2-ジクロロエチレン及びトランス-1,2-ジクロロエチレン / ベンゼン / 陰イオン界面活性剤 / フェノール類 / ジェオスミン / 1,1,1- トリクロロエタン / 鉄（溶解性）/ 水銀 / カドミウム / 有機フッ素化合物 / アルミニウム / 四塩化炭素 / 鉄（微粒子状） / 細菌）