FERTILITY COLUMN
“今回もダメかも…”と思った周期で妊娠した話
妊活や不妊治療を続けていると、少しの体調変化や気持ちの揺れに敏感になる時期があります。
とくに移植後や高温期は、「今回はあまり期待できないかもしれない」「前回と違うからダメかも…」と感じてしまう方も少なくありません。
ですが実際には、“今回も難しいかもしれない”と思っていた周期に妊娠がわかったという声も多くあります。
この記事では、そう感じやすい理由や、実際によく聞く体験談の傾向、不安な時の考え方、鍼灸でできるサポートについてわかりやすくまとめました。
“今回もダメかも…”と思ってしまうのは自然なことです
妊活や不妊治療を頑張っている方ほど、1周期ごとの重みが大きくなりやすく、
少しの症状の違いや、これまでの経験から「今回は厳しいかもしれない」と感じてしまうことがあります。
たとえば、前回あった症状が今回はない、
胚移植後に何も変化がない、
生理前のような感覚がある、
基礎体温の揺れが気になるなど、
ちょっとした変化が不安につながりやすい時期です。
ですが、こうした感覚や症状はホルモン補充、睡眠、冷え、ストレス、体調の波などでも変わります。
そのため、その周期の手応えだけで結果を決めつけることはできません。
不安だった周期に妊娠した方によくある声
1.「何も症状がなくて、今回は無理だと思っていた」
判定日前まで特に体の変化がなく、
「胸の張りもないし、下腹部の違和感もないから今回はダメかもしれない」と感じていたものの、
実際には妊娠判定だったという声は少なくありません。
妊娠初期症状の出方には個人差が大きく、
そもそも判定日前ははっきりした症状が出ない方も多い時期です。
症状がないこと自体を悪いサインと決めつけすぎないことが大切です。
2.「生理前みたいな感じがして諦めていた」
下腹部の重さ、だるさ、腰の違和感、胸の張りの変化など、
生理前にも似た感覚があると「もうだめかも」と落ち込みやすくなります。
ただ、こうした感覚も黄体ホルモンの影響などで起こることがあり、
妊娠の有無だけで説明できるものではありません。
生理前っぽい感覚があったのに妊娠していたというケースも実際によくあります。
3.「前回と違ったので不安だった」
「前に妊娠した時はこうだった」「前回の移植後とは違う感じがする」と、
過去の経験と比較して不安になる方も多くいらっしゃいます。
ですが、同じ方でも周期ごとに体の反応は変わります。
治療内容、睡眠、食事、気温、ストレスのかかり方などでも感じ方は変わるため、
前回と同じでない=悪い結果とは限りません。
4.「気持ちが沈んでいて期待できなかった」
体の症状だけでなく、
「なんとなく今回は自信が持てない」「期待するとつらいから最初からダメだと思っていた」
というように、気持ちの面で防御的になる方もいらっしゃいます。
それは、これまで頑張ってきたからこその自然な反応です。
実際には、気持ちが前向きかどうかと結果がそのまま一致するわけではありません。
心が弱いから妊娠しない、ということでもありません。
5.「検索しすぎて、ますますダメな気がしていた」
判定日前は不安から検索が増えやすく、
他の方の症状や経過を見ては「自分は当てはまらない」と落ち込んでしまうこともあります。
ですが、体験談はあくまでその方の経過です。
同じ症状でも結果は違うことがあるため、
ネット上の情報だけでその周期を判断しようとしすぎないことが大切です。
リアルな体験談としてよく聞く傾向
実際のご相談では、「今回はダメだと思っていました」という言葉が出る一方で、
その後に妊娠がわかったというケースもあります。
共通しているのは、症状や感覚だけでは結果が読めなかったという点です。
症状が少なかった
何も感じなかった、いつもより静かだったという周期でも、
判定で良い結果につながることがあります。
生理前のようで不安だった
下腹部痛や重だるさがあり、
「もう生理が来そう」と思っていたのに妊娠していたという声もあります。
気持ちの方がつらかった
体の症状よりも、
判定日までの不安や検索が止まらないことの方がつらかったという方は多くいらっしゃいます。
なぜ症状や“手応え”だけでは判断できないのか
妊活中はどうしても、
「何か症状があれば期待できる」「何もないから今回は厳しい」
と考えたくなるものです。
ですが、判定日前の体調変化にはさまざまな要因が影響します。
・ホルモン補充や内服薬の影響
・冷えや血流の状態
・睡眠不足や疲労
・緊張やストレス
・もともとの体質やその周期のコンディション
そのため、症状の有無や強さだけで妊娠の可否を判断することはできません。
良い意味でも悪い意味でも、予想と結果が一致しないことは珍しくありません。
判定日までの不安が強い時に大切なこと
「また落ち込むのが怖い」「期待して裏切られたくない」と思うのは自然なことです。
無理に前向きになろうとしすぎなくて大丈夫です。
そのうえで、判定日まではできるだけ
今の体調を整えること、必要以上に検索で追い込まれすぎないこと、困った時は一人で抱え込まないこと
が大切です。
とくに、強い腹痛、出血量が多い、鮮血が続く、発熱がある、薬の使い方に迷うなどの場合は、
自己判断せず通院中のクリニックへ相談するようにしましょう。
“ダメかも”と思う時期に、鍼灸でできるサポート
鍼灸は妊娠そのものを保証するものではありません。
ただ、妊活中や移植後の時期に感じやすい冷え、緊張、睡眠の乱れ、気持ちの張りつめに対して、
心身を整えるサポートとしてご相談いただくことは多くあります。
冷えや巡りへのケア
お腹や足元の冷え、下半身のこわばりが気になる方に、
お体の状態に合わせた施術を行います。
緊張や不安の緩和
判定日まで落ち着かない、
検索が止まらないという時期に、
少しでもリラックスしやすい状態づくりを大切にしています。
睡眠や体調管理のサポート
眠りが浅い、疲れが抜けにくい、気持ちが張っているという方にも、
無理のないかたちで整えていきます。
大切なのは、その周期を早く決めつけすぎないこと
妊活や不妊治療の中で、
「今回もだめかも」と感じてしまうのは決しておかしなことではありません。
それだけ真剣に向き合ってきた証でもあります。
ただ、実際には不安だった周期に妊娠がわかることもあるため、
症状や気分だけでその周期の結論を急がないことが大切です。
不安な時は、ネットの情報だけに頼りすぎず、
必要に応じてクリニックや信頼できる施術者に相談しながら、
判定日までを少しでも穏やかに過ごしていきましょう。
当院では、不安が強い時期のご相談も丁寧にお受けしています
東京鍼灸烏森通りには、妊活・体外受精・顕微授精・胚移植に取り組まれている方が多くご来院されています。
とくに判定日前後は、体のことだけでなく、気持ちの面でもつらさが出やすい時期です。
そのため当院では、施術だけでなく、
今感じている不安や体調の変化、生活状況を丁寧にうかがいながら、
その方に合わせたサポートを大切にしています。
CONSULTATION
“今回もダメかも…”と感じる時も
一人で抱え込まずご相談ください
妊活中や移植後の不安、冷え、緊張、睡眠の乱れなど、
気になることがある方はお気軽にご相談ください。
新橋・京橋・新宿の3院でご相談を承っています。















