不妊鍼灸

   

体外受精編

体外受精にトライするあなたへ

「初めての体外受精…不安だな…」
「採卵がうまくいかなくて…」
「なかなか着床しないの…」
「流産の経験があり、もう失敗したくない…」

こちらのページにたどり着いたあなたはおそらく、これから体外受精にトライしようとしている方、もしくは体外受精をしているが、なかなか成功せず、他に何かできることが無いか模索中の方ではないでしょうか。当院には同じようなお悩みを抱え来院されている患者様が大勢いらっしゃいます。『鍼灸で体質改善をしながら、クリニックで体外受精を受ける』という選択肢もあります。また、移植当日に着床率の向上を目的として来院される方に対しても全力でフォローいたします。

クリニック選びのご相談もお気軽に
体外受精の成功にはクリニックの選び方がとても大切です。体外受精は【卵巣刺激】【採卵】【受精】【培養】【凍結】【移植】など小さな卵と精子、そして生命を扱う医療機関最高技術の結晶なのです。そこには、沢山の人や薬、機材、技術が関わります。さらに体外受精の保険医療化によりクリニックの情勢は目まぐるしく変化しました。「体外受精」と一括りに呼ばれていますが、「体外受精」は各クリニックがしのぎをけずり、さらに情熱を注ぎ日進月歩進化しています。生命を扱う高度な技術ですから、そこには技術や結果の差が生まれます。少ない治療回数で成功するためにはクリニックの選び方が大切だと考えています。

採卵に向けて
体外受精成功に向けて最も大切な期間は治療開始前〜採卵までの期間です。卵巣で卵子を育てている間にいかに卵子に良い影響を与えるかがとても大切です。育卵鍼灸により卵巣を刺激することでより良い卵子の採取が期待できます。当院で採卵の2周期以上前から鍼灸施術をしていたグループは鍼灸をしていないグループと比較して妊娠率が29%高い結果となりました。(2022年度/35〜39歳)これからの採卵に備えたい。採卵で良い卵が取れないなどお気軽にご相談下さい。

移植に向けて
「私達の卵をベストな状態でお迎えして上げたい。」「可能性がある限り、この卵のために出来る事はなんでもしたい。」これは不妊治療をして、妊娠する事を待ち望んでいる方々の気持ちです。当院は胚移植に向き合い、数多くの症例にアプローチして参りました。「奇跡的に妊娠に至ることができた」症例も沢山あります。しかし、高齢のため妊娠に至ることが出来ず不妊治療を卒業された方々もいらっしゃいます。一つ言える事は妊娠の可能性が高い低いに関わらず、患者様にとってどの胚移植も大切な一回なのです。私達は一人一人、一回一回の胚移植にしっかり向き合い、卵をお迎えするベストな体作りをお手伝いさせて頂きます。

子宮内環境を整える
当院は鍼灸院とよもぎ蒸し店も運営しております。鍼灸施術は、子宮・卵巣への血流増加などの効果が証明されております。豊富な血流は正常な子宮内膜機能を作り、受精卵の接着促進分子の正常な分泌に繋がると考えられます。またよもぎ蒸しは、ハーブの作用と直接子宮内の加温により子宮内膜厚の上昇(被厚)が著しく、ストレスの緩和も期待できます。鍼灸に少し抵抗がある方は、まずはよもぎ蒸しから始めてみてはいかがでしょうか。

日本生殖医学会の研究報告
体外受精を5回以上行っても妊娠に至らなかった女性を対象
鍼灸治療をした場合の妊娠率(対象:114人)
※2006年 11月10日 読売新聞
過去5回以上体外受精を行なっても一度も妊娠に至らなかった女性に対し、はり治療を実施した場合の妊娠率を検証した。治療は週に1~2回の頻度で行われ、お腹や足などにある婦人科疾患に効果があるとされるツボを鍼で刺激た。結果、4割以上が妊娠に成功。

ドイツと中国の研究チームの報告
対象160人に体外受精の前後に鍼治療を行った群とそうでない群の妊娠率を比較
2002年の米国生殖医療学会でドイツと中国の研究チームの報告によると。体外受精の際に受精卵を子宮に戻す前後に鍼治療を行った群とそうでない群の妊娠率を比較した結果。鍼治療無しの群の妊娠率が26.3%だったのに対し、鍼治療有りの軍は42.5%だった。 体外受精の妊娠率は高くて3割程度とされる中、鍼治療グループの妊娠率が通常治療の妊娠率を大きく上回ったことが報告された。鍼治療は妊娠率向上に役立つ手法になる可能性があ。
※2002年 4月30日 読売新聞