鍼灸でかかる、お金について【妊活編】【当院の料金シュミレーション】

不妊鍼灸の費用【コラム・東京鍼灸】

はじめに

卵子の質や子宮内膜、血流をケアするために、継続して鍼灸院に通院したいですよね。
しかし、クリニックなども含め不妊治療には何かとお金がかかります。今回は鍼灸院でかかるお金についの解説をします。

相場について

鍼灸施術の値段の相場とは!?

鍼灸院の施術は病院の健康保険とは違って、これをやったら〇〇円と決まっている訳ではありません。自由診療といって、料金は各治療院が自由に決められます。妊活鍼灸の相場は、おおよそ10分1000円〜1500円くらいで推移しています。
つまり、60分/6000円〜9000円くらいになり、初診時には加えて初診料を1000円〜3000円が必要と思っておくと良いでしょう。

鍼灸では保険が使えない!?

不妊や妊活に対する鍼灸施術には保険が適用されません。
鍼灸で保険が適応となる疾患は以下の通りです。

・神経痛
・リウマチ
・五十肩
・頸腕症候群
・腰痛症
・頚椎捻挫後遺症

上記の疾患に対し医師が鍼灸の施術を同意している事が必要となります。

みいさん

ゾウさん鍼灸院は6000円で、お隣のウサギさん鍼灸院は9000円だったにゃ。値段が高い方が効くのかな!?

先生

値段が高いから効果があるとは言えません。値段は立地や設備、方針で大きく変わりますよ。

ぶちさん

私は安いゾウさん鍼灸院がいいわ。続けやすい方が嬉しいわ。

しろさん

私は少し高くても、綺麗な設備で担当制で診てくれるウサギさん鍼灸院にするわ。

通院頻度について

『妊活・不妊での鍼灸施術は月4回の施術が一般的』
お体の状態にもよりますが、鍼灸による体質改善をはかり妊娠を望む場合、女性周期に合わせた月4回の施術を推奨しています。
女性のお体は・月経期・卵胞期・排卵期・黄体期と28日の周期の間で目まぐるしく変化しています。各周期ごとで、ホルモン、体温、子宮の状態が違います。鍼灸・東洋医学において、それぞれの周期に合ったツボを選択し・月経期・卵胞期・排卵期・黄体期に合わせた施術をおこなう事が体質改善の近道となります。
妊活初心者でまだ年齢も若く、婦人病などの既往が少ない方は、月2回から始めても良いかもしれません。不妊・妊活の施術頻度は各鍼灸院ごとに違いますので、問い合わせてみるのもいいかもしれません。

みいさん

体外受精を受ける場合はどうなのかにゃ?いつ頃施術を受ければ良いのかにゃ。

先生

通院中のクリニックの日程に合わせて、鍼灸の日程を組み立てます。体外受精は移植日当日に鍼灸を行なった方が確率も上がるとも言われています。移植日や採卵日に、ベストの体調でのぞめるようにすることが、私たちの仕事なのです!

みいさん

それなら心強いにゃ!

当院の割引について

ART割

ステップが人工授精、体外受精の方を対象に施術料金を5%割引しています。

定額制

月の通院頻度に合わせて割引いたします。
月2回:5%
月3回:10%
月4回:15%

(2020年現在:割引は変更になる場合もございます。)

当院の料金例

31歳/女性 A様のケース
専門クリニックへ通院はしていないが、以前からPCOSなどの婦人病をお持ちで今後の妊活に備えた体質改善のための鍼灸を希望された場合
来院頻度:月2回
主な目的:婦人病のケア・卵質のケア・子宮内膜のケア
適応される割引:定額制月2回 5%割
月にかかる合計金額:¥12,540

41歳/女性 B様のケース
人工授精からステップアップを検討中。​ARTの確率向上の目的で、鍼灸を希望された場合
来院頻度:月4回
主な目的:卵質のケア・子宮内膜のケア・着床のサポート
適応される割引:ART割 5% 定額制月4回 15%
月にかかる合計金額:¥21,120

38歳/女性 C様のケース
2人目不妊 ARTを希望するも子宮内膜の厚さがたりないために移行できない。子宮内膜ケアの目的で鍼灸を希望された場合
来院頻度:月3回
主な目的:子宮内膜のケア・血流改善・冷え改善
適応される割引:定額制月3回 10%
月にかかる合計金額:¥17,820

上記のような形で鍼灸院を利用されています。来院のタイミングは、お仕事終わりにいらっしゃる方、お昼休みにいらっしゃる方、病院の前後にいらっしゃる方、と様々です。上手に施術に通う時間を見つけているようです。

みいさん

私は体外受精を次周期から受ける予定だにゃ!その場合の料金はいくらかにゃ!

先生

定額制で月4回のご利用ですと15%割。さらに体外受精ですのでART割の5%。合わせて20%割引できます。つまり通常6600円の20%割で一回あたり5280円になりますね!

(2020年現在:割引は変更になる場合もございます。)

医療控除について

鍼灸院の領収証は医療費控除として使用できます。
1月1日〜12月31日までの1年間に、自分の医療費だけでなく、生計をひとつにする家族全員の医療費の合計が10万円を超えた場合に受けることができ、不妊に対する鍼灸施術も医療費控除の対象となります。
確定申告の際に必要になりますので、領収証は大切に保管しておきましょう。

まとめ

鍼灸院でかかる『お金』について、おわかりいただけましたでしょうか?鍼灸院を選ぶ基準として、『お金』は大切な指標となります。気になる鍼灸院があれば、電話で問い合わせてみるのも良いでしょう。妊娠、出産のゴールまで寄り添ったサポートをしてくれると思います。

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