PCOSを東洋医学で考える

PCOSと東洋学について

PCOS(多嚢胞性卵胞症候群)は東洋医学的に成長・発育・生殖を主る【腎】が何らかの原因で虚すことで、卵胞の発育異常となりおこると考えられます。

そもそも【腎】とは、西洋医学で見ると血液を濾過し尿を作る役割ですが、

東洋医学では、成長・発育・生殖等生きる上でなくてはならない働きを一生涯担っています。生命力の源であるため「先天の精」と呼ばれ
父親から半分、母親から半分ずつ貰うことでご自身の生命力となると考えられています。

腎が虚してしまう(力が減ってしまう)と、、、

  • 疲れやすくなる
  • 白髪、脱毛が増える
  • 足腰がだるい
  • 聴力の低下
  • トイレがちかく、夜中に何度もトイレに起きる
  • 手足の冷え
  • ほてりやすい
  • しびれ
  • 性機能の減退
  • 当てはまる項目が多かった方は、腎虚体質に傾いているため妊活だけではなく日々の生活を快適に過ごしていただくためにも、養生で腎を補うことをおすすめします。

    ○胃腸を調える
    脂っこいもの・甘いもの・冷たいもの(アルコールも体を冷やします)はなるべく控えましょう。

    ○温める
    冷えていることが悪いわけではありません。女性は大事な子宮周りの臀部や下腹部あたりに脂肪がつきやすく、保温材の役割も担っています。
    ですが特に足先や太もも内側の冷えは直接子宮を冷やしてしまうため、この辺は温めて欲しい場所です。湯たんぽや足湯もおすすめです!
    当院でも下半身にはお灸をすえ、子宮にアプローチしていきます。

    ○腎精を補う
    腎精を補う食材として【黒いもの】【海の食材】があります
    【黒いもの】・黒豆・黒ゴマ・きくらげ・黒米・のり・ひじき等
    【海の食材】・エビ・イカ・ホタテ・牡蛎等
    ビタミンDや亜鉛が含まれている食材が多いので妊活中に摂ってほしい栄養素もばっちりです!

    ○睡眠不足・眠りの質に気を付ける
    睡眠不足は腎精の不足を招きます。
    入浴後体温がゆっくりと下がっていくときに良質な入眠ができると考えられているので、入浴後はゆったりとした気持ちで過ごし
    ご自身が快適だと思う温度でお休みください。(冷やしすぎには注意!)

    ○セルフ灸
    ・太谿
    ・蠡溝+中都
    ・曲泉
    (画像添付)

    気になる方はぜひ養生していただき、体質改善に繋げていただければと思います!
    何かわからないことやもっと聞きたい事がありましたら、お気軽にご質問ください。

合わせて読みたい

  1. 鍼灸来院タイミング【採卵編・東京鍼灸】

    【採卵編】鍼灸来院タイミング

  2. 妊娠と風疹の関係【コラム・東京鍼灸】

    風疹の感染経路は?

  3. PCOS(多嚢胞性卵胞症候群)ってどんな病気?

  4. 移植後の過ごし方【コラム・東京鍼灸】

    【超初期症状】移植直後から判定日までの体の反応は!?

  5. 着床に良いサプリメント【コラム・東京鍼灸】

    着床には亜鉛!?移植前に補給しておきたい栄養素について

  6. 鍼灸は熱くて痛い【コラム・東京鍼灸】

    鍼灸は熱くて痛いって本当!?