病院でAMHが低すぎるって言われたにゃ!!
卵巣年齢が45歳以上だってよ(泣)
妊娠はもう無理だにゃーー!!
だいぶズバッと言われてしまったわね。
元気出してちょうだい
諦めたらそこで試合終了よ!!
そうです!諦めないでください!
低AMHでも妊娠出来ている例はたくさんあるんですよ!
低AMHは妊娠できないの?不妊鍼灸での対策について
不妊治療を考える中で、「AMH(抗ミュラー管ホルモン)」というワードを耳にすることがあります。AMH値は卵巣内の卵胞数、つまり「卵子の在庫数」を測るための指標として広く使われています。しかし、AMH値が低いという結果を聞いたとき、「妊娠は無理なのでは?」と不安になる方も多いのでは無いでしょうか。このコラムでは、低AMHの背景や妊娠の可能性、さらに不妊鍼灸による体質改善について詳しく解説致します!
そもそも低AMHってどういう意味?
AMHは卵胞から分泌されるホルモンで、卵巣にどれだけの卵子が残っているかを示しています。年齢とともにAMH値は自然に低下し、早ければ20歳代後半から減少を始めます。AMHが低いと、「卵子の在庫が少ない」ことを示しているため、不妊治療の治療計画を立てる際にとても重要な情報となります。
しかし、ここで注意したいのは、AMH値が低い=妊娠出来ないわけではないという点です。AMHはあくまで卵子の「在庫数」を示す指標であり、「卵質」を直接示すものではありません。たとえAMHが低くても、質の良い卵子が排卵されれば、自然妊娠や不妊治療による妊娠は十分に可能です。
低AMHでも妊娠の可能性を高める方法
低AMHと診断され、卵巣年齢が+10歳ですと医師から言われても、妊娠を諦める必要はありません。以下のようなアプローチを取り入れることで、妊娠の可能性を高めることができます。
1. 医療の力を借りる
不妊治療において、体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)はAMHが低い方にも有効な手段です。低AMHの場合、排卵誘発剤の反応が鈍いことがありますが、適切な薬剤選択や治療スケジュールを組むことで成果を上げることが可能です。また、早期に治療を開始することで、残りの「卵子の在庫」を最大限活用することができます。
2. 生活習慣の見直し
妊娠に向けた体質づくりは、日々の生活習慣から始まります。特に以下の点を意識した生活習慣を心がけましょう。
- バランスの良い食事:栄養豊富な食品を摂取し、卵巣や子宮の健康を支えます。また、朝食を抜かないなど一日三食を心がけるとさらに良いです。
- 適度な運動:血流を改善し、体全体の代謝を高める。ウォーキングやランニング、就寝前にストレッチを行うなどを継続して行いましょう。
- ストレス管理:過度なストレスはホルモンバランスを崩し、良質な卵子の発育に悪影響を及ぼします。
3. 不妊鍼灸を活用する
鍼灸は東洋医学に基づく治療法で、不妊治療の補助療法として近年注目を集めています。鍼灸治療がどのように妊娠の可能性を高めるかを、以下で詳しく見ていきましょう。
不妊鍼灸の具体的な効果について
鍼灸は、全身の調和を整え、妊娠に向けた体質改善を促進する施術法です。主な効果として以下の点が挙げられます。
1. 血流改善
鍼灸は血液循環を良くし、子宮や卵巣への血流を促進する効果があります。これにより、卵巣の機能が改善し、質の良い卵子が育つ可能性が高まります。また、子宮環境が整うことで、受精卵の着床しやすい状態を作り出すことが期待されます。
2. ホルモンバランスの調整
妊娠に重要なエストロゲンやプロゲステロンといったホルモンの分泌バランスが崩れると、排卵が不規則になったり、月経周期が乱れることがあります。鍼灸治療は自律神経を整え、ホルモンの安定をサポートします。
3. ストレス軽減と精神的なサポート
不妊治療には精神的なプレッシャーが伴うことが多く、それが妊娠の妨げになるケースもあります。鍼灸のリラクゼーション効果は、心身のストレスを軽減し、体を妊娠しやすい状態に導きます。
4. 東洋医学的な体質改善
東洋医学では、「冷え」や「気血不足」、「瘀血(血の滞り)」などが妊娠の妨げになると考えます。鍼灸はこれらの症状を改善し、妊娠に向けた健康な体の基礎作りに役立ちます。
不妊鍼灸を受ける際の注意点
鍼灸はあくまで補助的な治療法であり、医療の代わりにはなりません。以下の点に注意しながら活用しましょう。
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- 専門的な知識を持つ鍼灸師を選ぶ 不妊治療の経験が豊富で、信頼できる鍼灸師に施術を受けることが重要です。口コミや評判を確認し、施術内容や料金についても事前に相談しましょう。
- 継続的な治療を心がける 鍼灸の効果は一度の施術で劇的に表れることは少なく、数回から数か月の継続が必要とされます。施術の頻度や期間については、施術者と相談して決めましょう。
- 医療との併用を忘れない 鍼灸は単独ではなく、不妊治療の一環として取り入れるのがおすすめです。医師と鍼灸師の両方と連携しながら治療を進めると、より良い結果が期待できます。
まとめ
低AMHは確かに妊娠の可能性を低下させる一因となりますが、それが全てではありません!妊娠に向けては、医療の力を活用するだけでなく、生活習慣の見直しや鍼灸による体質改善も有効です。鍼灸は血流改善やホルモンバランスの調整、ストレス軽減など多方面から妊娠のサポートを行います。焦らず、専門家のアドバイスを受けながら、あなたに合った方法を見つけていきましょう!