温めすぎも良くないの⁉︎妊活での正しい体の温め方。

はじめに

体を温めることで、循環がよくなりますので健康にはとても良い事です。しかし、体のタイプや冷える部位の違いにより、体が正しく温められていない場合があります。この記事では、冷える部位別にお体のタイプ分けをし、それぞれの適切な対処方法を記載しています。
特に『妊活中』『卵質の改善』に取り組んでいる方には是非知っておいていただきたい内容となっております。

タイプ分け

体の冷えは、3種類に分類することができます。

はじめに体の冷える部位、または冷えやすい部位を思い浮かべましょう。
冷える部位や冷えやすい部位は人それぞれ違っています。特に足が冷える人もいれば、お腹や腰まわりが冷える人もいます。部位の違いにより体に冷えを起こしている根本的な原因を推測することができます。根本的な原因を知る事により、ただ闇雲に温めるという事をしなくても負担が少ない冷え対策をすることができます。

タイプ①  手先・足先の末端が冷えてしまうタイプ
タイプ②  腰から下の下半身が特に冷えるタイプ
タイプ③  お身体全体が冷えているタイプ

みいさん

冷え性は3種類に分けることができるのね!とにかく温めればいいって思ってました!

先生

そうなんです!それぞれに原因があって、対処法もそれぞれに合わせて行うと、とても効果的なのです!!温め過ぎは、体に負担をかけて逆効果になる場合もあるので気をつけてくださいね!

タイプ① 手先・足先の末端が冷えてしまうタイプ


手先・足先が冷たく末端まで血流が行き届いていない状態です。

特徴として
◆ジンジンと冷える
◆手の血色がとても悪い
◆手を触れた際に「冷たいね」と言われる
◆しもやけができる
◆足の裏にタコができやすい
◆靴下を何枚も重ねばきしている

先生

よくある末端冷え性ですね。このタイプは生理不順や生理痛、婦人科系の症状をお持ちの方に多く見られますね。

原因

体が血液を末端まで運ぶ力が弱まっている事が考えられます。瘀血(悪い血液)が体の中に溜まっていて、末端までの血液の流れを阻害しています。また、筋肉にはポンプ作用というものがあり、血液を運ぶ際に筋肉が弱っているとポンプ作用が働かず末端まで流れにくくなることがあります。

対策

○5本指靴下をはく
5本指靴下をはくことで、普通の靴下をはいている時よりも歩行時に足の指を多く動かすことができます。足の指を使う事により筋肉のポンプ作用がとても活性化されます。

○手・足の水掻きの部分(指と指の皮のところ)をよくマッサージする
水掻きの部分は体の”折り返し地点”です。
心臓から送り出された血液が末端まで流れ、そして心臓へ戻っていく際の中間地点です。そこが硬くなっている方が多くいらっしゃいますので、マッサージをしてほぐしましょう。

○ベニバナやサフランが良い
食養としてはベニバナやサフランが良いです。
ベニバナは主に紅茶などにサフランは魚介料理の香りづけで使用します。
瘀血(悪い血液)を体の外へ排出し、末端までの循環を助けてくれる働きがあります。

タイプ②  腰から下の下半身が特に冷えるタイプ


腰まわりやお腹、下半身を中心に冷えてしまいます。

特徴として
◆胃腸が弱い
◆下痢をよくする
◆下腹部がぽっこりしている
◆腰を触ると冷たい
◆朝スッキリ起きれない

原因

消化器系の弱さから内臓が冷えてしまっています。内臓で造り出した血液は本来なら温かいはずです。しかし、内臓が冷えているので血液が造られた時点で冷たくなっている可能性があります。また、内臓の機能が弱く、栄養があるものを食べても、吸収しにくい傾向にあるようです。ですので、熱を作る為のエネルギー不足の方も多いようです。

対策

○お腹をよく温めます
温め方としては、ホッカイロを下腹部と仙骨(お尻の真ん中の骨のあたり)に貼ります。
注意点としては、あまり長い時間貼り続けないことです。
お腹の部分は長くても1時間程度
お尻の真ん中の仙骨は2時間程度にしましょう。

先生

長時間の温めすぎは低温火傷の危険性があります。気をつけましょうね!

○根菜類を食べる
大根・人参・生姜・山椒などが良いです。
根菜類には「土」の性質があるため胃腸の働きを整えてくれると考えられています。
根菜類の調理法は、よく煮ることがおすすめ。東洋医学では、食べ物に熱が入る時間が長いほど、体を温める特性が強くなります。
おでんなど、長い時間煮込んである物を冬に食べたくなるのは、体が『熱』を欲しているとも言えます。

先生

私自身も胃腸が弱く、冷蔵庫にはいつも高麗人参の焼酎漬け常備しています。お腹の調子が悪い時に飲むと、効果抜群で朝、目覚める時に、お腹の暖かさで目が覚めてしまうくらい体が温まります

タイプ③  お身体全体が冷えているタイプ

特徴として
とにかく全身が寒い…
何枚重ね着しても寒い…
暖房にガンガンでも寒い…

原因

自律神経の乱れと水分の代謝異常が考えられます。自律神経は血管をコントロールしていて、「寒い時には熱を保温する」「暑い時には熱を発散する」といった働きをしています。この働きにより体は体温を保つことができています。
しかし、自律神経が乱れ、これがうまくいかないと、『寒いのに熱を発散』してしまうことがあるのです。つまり、本来ならば寒さにより体を保温しなければいけない場面で、発散し続け熱をどんどん逃してしまっているケースがあります。
すると体は、「手足を触ると火照っているのに、全身は寒い」というあべこべ状態になっていることがあります。
また水分代謝異常により、体の中に余分な水分が溜まっています。余分な水分は脂肪と脂肪の隙間に入り込み、温まりにくく、冷めやすい組織となります。

対策

○体をよくタオルで擦る
シルクのタオルがあればベストですが、無ければ普通のハンドタオルでいいので、お腹の周りや背中を擦ります。毎日続けると、血管が刺激され自律神経の強化に繋がります。

○ストレスを溜めない
自律神経はストレスと、とても深い関係にあります。ストレスを溜めこまず、リラックスすると自律神経の働きが促進され、冷えの改善につながります。

○食養は山芋
水分代謝を助けてくれるので、水分バランスが整い冷えに効果的です。

まとめ

冷え性の分類と原因、対策はおわかりいただけたでしょうか?体を温めることはとても良いことです。しかし、妊活中の方や、卵質を改善したい方などには”とりあえず温める”よりも効率が良く、負担が少ない方法で冷えの対策をしていただくことが理想です。
冷えを解消し妊活・卵質の改善を成功させたいという方は、ぜひ参考にしてみてください!!

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