着床不全とは?
着床不全とは、異常のない良好胚を3回以上移植しても着床しないことを言います。
ですが、着床のメカニズムは複雑で解明されていないことが多く、明確な診断基準はありません。
(原因として「母体側」「受精卵側」もしくはその「両方」にあるとされています。)

今回は原因となりうる症状と検査の種類をあげていきます!
【原因となりうる症状】
卵管留水腫
卵管内に溜まった液体が逆流し子宮内に流れてくることで子宮内細菌叢のバランスが乱れ着床を妨げることがあります。
こんな検査!
- 子宮卵管造影検査
- 腹腔鏡
- CINE MRI
約¥6000~¥200000
慢性子宮内膜炎
子宮内膜に持続的な炎症がみられることがあります。
3回以上連続して繰り返す「反復着床不全」の約40%にみられることが分かっています。
こんな検査!
- 子宮鏡検査
- CD138検査
- 子宮細菌叢検査(EMA検査・ALICE検査)
約¥10000~¥700000
子宮内細菌叢の乱れ
子宮内にラクトパチルス菌が90%以上を占めていないと着床しにくいことが分かっています。
こんな検査!
- EMMA検査
- 子宮内フローラ検査
約¥40000~70000
※ERA×EMMA×ALICEのトリオ検査
よく行われるトリオ検査ですが、子宮内細菌叢と着床の窓(移植タイミングのズレを修正できる)を検査するものになります。
約¥150000~
受精卵を異物として拒否してしまう
TH1/TH2という免疫があり、体内に入ってきたものを異物と判断する免疫と、受け入れる免疫バランスがあり〈異物と判断して拒否〉が強くなってしまうことで受精卵を排出してしまいます。
こんな検査!
- 血液検査
約¥15000~
子宮筋腫・子宮内膜ポリープ
子宮筋腫やポリープが着床の邪魔になる位置や大きさが原因になることがあります。
こんな検査!
- 子宮鏡検査
- 子宮卵管造影検査
- 超音波検査
- CINE MRI
- ソノヒステログラフィー
約¥2000~30000
銅の高値
子宮内に銅の避妊具を挿入すると避妊率は100%になる程、着床を妨ぎます。
銅は亜鉛とのバランス比率が乱れると着床が難しくなるので、亜鉛の摂取を行います。
こんな検査!
- 血液検査
約¥2000~
子宮の過収縮
月経の時子宮は血を排出するため収縮し、絞り出す動きをします。
排卵~着床までの時期に子宮の収縮があると受精卵が絞り出されてしまいます。
こんな検査!
- CINE MRI
約¥30000~
上記の検査でわかることは、その時の「症状」であり病気ではありませんし、あなたのせいでもありません。
しっかり対処していき、妊娠・出産に繋げていただきたいと思います。