はじめに
不妊の原因となりうる疾患として、子宮内膜症や子宮筋腫があります。不妊の原因ともなれば、いち早く解決しておきたいですよね。今回は、子宮内膜症と子宮筋腫のセルフチェックについて解説いたします。
子宮内膜症や子宮筋腫も不妊に繋がるの??
そうです!そういった病気を気づかずに放置していることもあるので、注意が必要ですよ!
子宮内膜症になると??
子宮内膜症とは子宮内膜やそれに類似した組織が子宮以外で増殖してしまう疾患です。子宮内膜症は不妊症の女性の50%近くに存在するといわれ、不妊治療患者で1番多い疾患です。
子宮内膜症セルフチェック
- 生理痛が徐々に、ひどくなってきた。
- 生理で、毎回寝込んでしまう。
- 鎮痛剤を飲んでも痛みがおさまらない。
- 排便のとき、肛門の奥が激しく痛む。
- 排卵のころ下腹部が痛む。
- 生理以外の時にも下腹部に重い痛みがある。
- セックスのとき、腟の奥が痛む。
「体質だから」と放置しちゃいそうな症状ばかりだにゃ!
我慢せず、すぐに病院に行きましょうね!
子宮筋腫になると??
子宮の筋肉組織が異常繁殖した良性腫瘍を子宮筋腫といいます。20〜30代の女性では5人に1人の確率で子宮筋腫になると言われています。筋腫の大きさによっては着床障害を引き起こします。
子宮筋腫セルフチェック
- 1時間に一度くらいナプキンを替えないと心配。
- 生理の量が多く外出をあきらめることもある。
- 赤黒いレバーのような大きなかたまりがしばしば出る。
- 経血量が多く貧血気味。
- 生理がダラダラと10日以上続く
子宮筋腫の場合は、経血の異常が多いのにゃ!
その通りです!経血量や経血の質なども、「普段と違うな」と思ったらすぐに病院にかかりましょう!
まとめ
内膜症や筋腫を患っているからといって、絶対に妊娠しないわけではありません。しかし、妊娠中の合併症によっては胎児に危険が及ぶ可能性もあります。「私は大丈夫」と思わず、少しでも変だなと感じたら直ぐにお近くの病院に相談てみましょう。
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